きっかけ of お家づくり

きっかけ

1冊の本が今の家に結びつきました

IMG_0066.jpg

結露に悩まされたマンション暮らし

 なんとなく 子どもがおなかにできた 2006年の春先くらいから「自分たちのお城もいつか建てたいなぁ」と気になって、本屋で家造りガイド なんか買ってみたり読んでみたりしてました。まだほんわか考えていた頃。

 そうしていたら、地元の図書館で見つけたのがこの本。
無暖房 無冷房 の家に住む

すごいタイトルだなぁと思いつつも、当時住んでいたマンション。最近の例に漏れず、高気密住宅なので暖かいのだけど、結露がものすごい!特に冬の寝室は朝になると窓ガラスがびっしょり。ぐしょぐしょ。ぞうきんを絞らずともぽたぽたたれるくらいのひどさ。
 結露対策、何とかならないものか!
と悩んでいるときに ふと図書館で手にしたのがこの本。
断熱屋さんが書いた本で、結露の仕組みが#$%&~っと書いてあって ふむふむなるほど これを信じていいのかな?でもなんだか良さそうだぞ・・と。

「よし、行ってみよう!」

IMG_0030.jpg
この方式、ハウスメーカなどでは見つけられそうもなく、近くの住宅展示場ではみることもできない。(なんとなく本の内容も、既存のハウスメーカに対して挑戦的な記載 ^^;)
ということで、先ほどの本の作者(山本 順三氏)に直接アクセスし、事務所?兼 自ら提唱した方式で作った住まいを見学に・・。

いわゆる昔ながらの日本家屋の要素を取り入れつつも、なんだか快適なお家。

IMG_0014.jpgその秘密は「セルローズファイバー」なる自然に優しい断熱材。
古新聞のような紙にホウ酸を混ぜたようなもので、人にも環境にも優しい素材。
(←屋根裏は、見学者向けに見えるように施してありましたが、シートの裏側にぎっしり詰まってる)
これが家の壁、部屋のしきり、床、屋根とに吹き込まれていて、家を暖かくするだけでなく、呼吸をするので結露も発生しない。燃えにくいし、虫も呼ばない、防音効果も。

全くの無計画で見学に行ったので「もうちょっと 具体的な計画をしたら おいでなさい」とのアドバイスをもらいました。
ふむふむ。
(2006年9月2日のできごとでした・・・)

そして数ヶ月後の2007年1月

こんどはもう少し具体的な考えをまとめて 再びZテクニカの山本さんのところへ訪ねました。
今度は 話を前に進めたいので 建築士の方も紹介いただこうと!
そしておじゃましてみると 建築士の方もいないし、なんだか話がかみ合わない・・・。あれ と思って、お話しすると「そうだったっけ?!」と、急遽 電話で呼び出し。1hくらいかけて来てくださいました。
お昼をかかってしまったので お寿司もごちそうになって・・
急遽・・・と車で駆けつけてくださった 建築士の嘉藤さんは、いくつかの施工例がおさめられた写真集を持参して説明してくださいました。
ざっくりとした 自分たちの家についてのぷらん(家族構成やどこにどんな期待を新しい住まいに持っているのかなど)を お話しして、提案していただくことになったのです。

inserted by FC2 system